WトップやWボトムの高勝率手法【ダマシに合わないラインの引き方】
WトップやWボトムのチャートパターンでこのような悩みはありませんか?
- WトップやWボトムでよくダマシに合う
- WトップやWボトムの正しいエントリーポイントが分からない
- WトップやWボトムで勝てない
実は、ネットや書籍などで載っているWトップやWボトムのやり方には間違っているケースが多く、そのまま使うとダマシによく合い、負けるケースが多いのです。
今から紹介する方法は、ネットや書籍には絶対に載っていない再現性の高いオリジナル手法になりますので、ぜひ最後まで読んでいただきマスターしてくださいね。
Wトップ、Wボトムの高勝率手法を解説
まず初めに、こちらの動画をご覧ください。
この動画で解説している内容が、WトップやWボトムの本質であり、このようにラインを引くことで、天井と底が分かるようになります。
使える時間足は
- 日足
- 4時間足
- 1時間足
が基本になります。
1時間以下の時間足はダマシが多くなるため、必ず1時間足以上で使うようにしてください。
では、順番にWトップとWボトムをそれぞれ詳しく解説していきますね。
Wトップ編
@チャートからWトップを探す
まず初めに、誰が見ても分かるWトップを探しましょう。
Wトップとは、2つの山と1つの谷があるチャート形状のことです。
チャート上を大きく見渡し、「M」の形状(山が2つある部分)を探しましょう。
Mを見つけたら、2つの山の頂点の角度に注目してください。
今回の場合だと、1つ目の山より2つ目の山の頂点の方が高くなっています。
※この角度がとても重要になります
「M」の形状をしている箇所が見つけたら、2つの山の頂点に合わせるようにラインを引きます。※下図のブルーラインの角度
次に、同じラインの角度のままネックライン(※)に引きます。
※上から2本目のライン
(※)ネックラインとは?
Wトップのネックラインとは、Mの文字の真ん中の安値。
次に、その下に見えるひげ先に当てます。(下図の赤〇部分)
※上から3本目のライン
さらに、その下に見えるひげ先にも当てます。
※上から4本目のライン
こちら全てが同じ角度になるように注意してラインを引きましょう。
このような方法でチャートを分析していくことで、Wトップの天井と底の位置が分かります。
相場の動きは基本的に、ラインをローソク足実体で抜けると、次のラインへ移動します。
そして次のラインもローソク足実体実体で抜けると、次のラインへ移動していきます。
ネットや書籍に書いているWトップやWボトムは「水平線」にすることが多いのですが、ほとんど機能しません。
山の角度に合わせてラインを引くことで、そのラインが機能します。
A一番下のラインを超えた場合
一番下のラインを超えた場合、次のラインがないため、どこまで下落するのかが分かりません。
その場合は、角度を変えて新しくWトップ(Wボトム)を見つけましょう。
今回の場合だと、この角度ですね。
先ほどと同じように、まずは山2つの頂点の角度に合わせてラインを引きましょう。※
※上から1本目のライン
次に、ネックラインに引きます。
※上から2本目のライン
それから、その下のヒゲにラインを引きましょう。
※上から3本目のライン
さらに、その下のヒゲにもライン引いてください。
※上から4本目のライン
こうすることで、先ほどでは分からなかった、次のラインが分かるようになります。
このようなラインを使うことでWトップの天井と底が分かるようになり、トレードで利益を出すことが可能となります。
他にも、Wトップのチャートを例にしてこちらに記載しておきます。
@
A
B
Wボトム編
@チャートからWボトムを探す
次に、Wボトムのやり方を解説します。
基本的にはWトップと同じで、そのまま反対にするイメージとなります。
まずはチャート全体を見て、Wボトムを探しましょう。
Wボトムを見つけたら、先ほどと同じように山の角度に合わせてラインを引いてきます。
ラインが引けたら、次にネックラインにラインを当てます。
※下から2番目のライン
ネックラインに当てたら、次はその上のヒゲにラインを当てます。
※下から3番目のライン
そうすると、Wトップと同じように、ラインの実体抜けから次のラインまで利益が取ることができます。
それでは、他のチャートでも解説していきます。
こちらのチャートからまずWボトムを探しましょう。
Wボトムはこちらになります。
次は、先ほどと同じように、山の角度に合わせてラインを引いていきます。
そして、順番にラインを引いて当てていくとこのようになります。
あとは、今までと同じように、ラインをローソク足実体で抜けたら、次のラインへと移動していきます。
ここまでがWトップ、Wボトムの天井と底がわかる方法の説明になります。
Wトップ、Wボトムの応用編
ラインを引く練習を何回もしていると、おそらくこのような疑問がでてくると思います。
- ラインを切り替えるタイミングを詳しく教えてほしい
- どうなったらこのラインは効かなくなるのか教えてほしい
結論から説明すると、基本的にラインは使えなくなるまでずっと機能しますので、そのままずっと使います。
そしてラインが効かなくなるタイミングは、一番初めに引いたラインを超えたら、そのラインは使えなくなります。
例えば、このようなイメージです。
こちらの動画では、WトップやWボトムのラインが機能するタイミングや、応用編について詳しく解説していますので、続きはこちらをご覧ください。
僕がyoutubeで毎週配信している「来週のトレードシナリオ動画」では、リアルタイム相場のWトップやWボトムのラインの引き方を詳しく解説しているので、こちらも参考にしていただければ、より深く理解ができるようになります。
詳しくはこちら
※チャンネル登録してもらえたらうれしいです♪
WトップやWボトム まとめ
WトップやWボトムのラインの引き方は理解できましたでしょうか?
分かりやすくまとめると、
- 初めにチャート全体から「M」や「W」の形を探す
- 山の角度に合わせてラインを引く
- ネックラインから順番にラインを引いて当てていく
- ラインをローソク実体で抜けたら次のラインまで進んでいく
こうすることで、WトップやWボトムの天井と底の位置が把握でき、トレンド転換の適切な見極めが可能となります。
ぜひ、ここで解説したラインの引き方を覚えて、今後のトレードのシナリオ作りに役立ててくださいね。